町は駐車場利用を制限する看板を設置した
新型コロナウイルスの蔓延による外出自粛が続く中、お出かけ日よりとなった先週の日曜日、神奈川県各所の観光スポットで県外ナンバーの車が集まり、混雑する光景が広がった。
日刊紙やテレビのワイドショーなどでは主に湘南エリアでの様子が報じられたが、足柄エリアでも山北町で普段の日曜日でもみられないような混雑が発生。翌20日の月曜日には、周辺住民から山北町役場に多くの心配する声が寄せられた。
これを受けて、山北町では急きょ、駐車場の利用制限をうたった看板を設置することを決め、丹沢湖、大野山、洒水の滝などの駐車場に設置。当面、５月６日まで継続することにした。
21日に足柄上病院を訪れた黒岩祐治県知事を迎えた湯川裕司山北町長は、この混雑ぶりを知事に報告。「湘南の混雑はショックだった」という知事は山北の状況にも困惑の表情をみせ「強いメッセージが必要」との見解を示唆。同日午後の記者会見で、県内観光スポットへの立ち入り自粛を強く求めた。
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