足柄版 掲載号:2021年4月24日号 エリアトップへ

武井家で代々守られ150年 夏ミカンの木が大成長

社会

掲載号:2021年4月24日号

  • LINE
  • hatena
夏ミカンの巨木の前に立つ武井智さん
夏ミカンの巨木の前に立つ武井智さん

 中井町で農園を営む武井智さん(61)宅の敷地に、巨大な夏ミカンの木が立っている。樹齢150年以上とみられる木には、今年もずっしりとしたミカンがたわわに実った。

今年の実の数

 過去最大級


 高さ約10m、周囲の直径約8mで、家の裏の高台にそびえ立つ夏ミカン。1個あたりの重さはおよそ500g。隔年で実をつける中、智さんが知る限りでは今年は過去最大数となる実のなり方といい「すべての実を収穫すると4千個あまり、推定2〜3tになるのでは」とみる。例年は4月に入ってから実が色づく中、今年は暖かい気候が影響するなどし、3月中旬には早くも色づき始めたという。

 智さんの母・孝子さん(86)によると、夏ミカンの木は今から100年以上前にやってきて、苗から育ったと聞かされているという。

 温州ミカンなどの寿命は一般的に30〜40年といわれ、定期的に植え替えられるのが通例だ。武井家でも50年ほど前に植え替えが行われたが、他のミカンの古木が取り換えられるなどする中、この夏ミカンの木だけはどういうわけか残されたという。智さんは「当時でも既に大きかったことが考えられる。一本くらいは残しておこうという気持ちになったのでは」と推測する。

 17年ほど前に父が亡くなって以来、農園を守ってきた智さん。夏ミカンの木も近年はだいぶ弱っているとみられるといい、根元部分には亀裂もある。今年、実を収穫した後には枝の補強を計画しているといい、「こんなに大きな木はそうそうないのでは。少しでも長く育ってもらえるよう、大切に維持・管理していきたい」と話していた。

 例年、収穫したミカンは近所や知人におすそわけしているという。

足柄版のトップニュース最新6

広告付きAED導入

大井町

広告付きAED導入 社会

役場本庁舎など3カ所

5月1日号

利用者堅調に推移

中川温泉ぶなの湯

利用者堅調に推移 社会

休業あっても例年並み

5月1日号

大野山の「動物」新調

大野山の「動物」新調 社会

標高知らせるモニュメント

4月24日号

武井家で代々守られ150年

武井家で代々守られ150年 社会

夏ミカンの木が大成長

4月24日号

介護施設に空き家活用

潤生園

介護施設に空き家活用 社会

地域再生モデルにも

4月17日号

西湘が初の全国制覇

少年ソフトボール

西湘が初の全国制覇 スポーツ

選抜19人の総合力で快挙

4月17日号

あっとほーむデスク

  • 5月1日0:00更新

  • 4月24日0:00更新

  • 4月17日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter