夏の交通事故防止運動期間中の7月15日、大井町金子の町道で松田警察署管内としては初となる移動式オービスを使った速度違反取締りが実施された。同署では「今後もこれを活用し、神出鬼没的に取り締まりを実施していく方針」と話している。
移動式オービスは、正式には可搬式オービスと呼ばれる。高速道路などの幹線道路沿いに固定設置されている機器と同等の機能がありながら、持ち運びが可能な車両速度計測装置で、県内では2018年から取り入れられている。
装置は道路沿いに設置され、違反速度を検知すると自動的に車両ナンバーと運転者を写真撮影。データは自動的に県警本部へと転送され、後日、出頭要請が出される仕組みだ。
従来の定置式(レーダー)などと違い、現場で違反車両を停止させる必要がないため、通学路や生活道路など、これまでは困難だった幅員が狭い場所での取り締まりが可能。このほか、取り締まりに当たる警察官の人数を最小限に抑えられる、取り締まり時の受傷事故や感染症対策にも有効だという。
松田警察署のさい藤智史交通課長は「事故が発生しやすい場所で計画的に取り締まりを行っていくが、事故防止には交通ルールの遵守が第一歩。ドライバーはもちろん、自転車、歩行者、皆さんが意識してほしい」と話している。
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