同校では同社から寄付されたアルコールクロス「ハイドロエージープラス」を日々、除菌に利用している。授業は、2年生の理科を担当する西村絵里香教諭が同製品の特徴でもある銀イオンの有効性を学ぶことを通して、生徒たちに理科に興味を持ってもらおうと同社に協力を依頼し実現したもの。
講師の阿部氏は、ハイドロエージープラスのアルコールスプレー・クロスの開発に携わった。創業以来作ってきた写真フイルムには、ハロゲン化銀が使われており、ハイドロエージープラスは、この長年の研究で培った独自の技術が生かされているという。
この日は製品を使いながら、その仕組みや構造を説明。「アルコールはすぐに蒸発するので効果が一時的。しかし、銀系抗菌剤を含むアルコールの場合は、表面を銀イオンがガードするので除菌効果が持続する、親水性も高く、汚れなどがつきにくくなる」などと解説した。
このほか、除菌という観点から、各場面で定着してきた手指消毒についても触れ「今は触るもの全てに菌がある位の気持ちでいた方がいい。各所にあるスプレーなどは、手のひらだけでなく、指先を特に念入りに。指で直に触って食べることはなるべく避けた方がいいですね」などどとアドバイスした。
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