南足柄市は4月3日、市文化会館で市制施行50周年記念式典を開いた。1972年4月1日に神奈川県で18番目の市として誕生した南足柄市。式典では、これまでの50年を動画で振り返るとともに、各分野で郷土の発展に寄与した人などに感謝状を贈呈。市民らとともに、節目を祝った。
記念式典には武井政二県副知事、牧島かれんデジタル大臣、杉本透県議会議員のほか、県西地域2市8町の首長らが出席した。
冒頭、挨拶に立った加藤修平市長は、今あるふるさとは先人の努力があればこそと敬意と感謝を表した上で「気候変動、少子高齢化、感染症など、近年私たちを取り巻く社会環境は非常に厳しいが、先人が築いて来られた歴史に学び『温故知新』の精神と『温故創新』の思想と志を持ち、全ての市民が健康で安心して豊かに暮らせるまち、そして多様性を大切にするまちを築き、新しい成長を目指していく」と力強く述べた。
続いて7人と2社を表彰したほか、自治・教育文化・福祉保健・環境・消防・交通防犯・産業経済の各分野で市勢発展と市民福祉の向上に寄与した約60の個人や団体等に対して感謝状を贈った。
市は来年3月31日までを記念事業実施期間とし、市民協働事業、冠事業などを行うことで市を対外的にPR。市民が未来へ希望を抱き、市が飛躍・躍進することを願い、記念イヤーを盛り上げていく。
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