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公開日:2022.07.09

小学生VB
岡本ジュニアが全国へ
創部36年で初出場

  • 岡本ジュニアバレーボールクラブのメンバー

 南足柄市を拠点に活動する「岡本ジュニアバレーボールクラブ」(高田秀樹監督)が全日本小学生大会県予選で初優勝し、8月9日から東京体育館などで開かれる全国大会に初出場する。6年生がチームを引っ張り、創部36年目に悲願の全国切符を手繰り寄せた。

 県予選は6月19日と25日に相模原市立北総合体育館などで行われ、男子の部には、地区大会を勝ち上がった8チームが出場した。小田原地区の代表として臨んだ初戦で綾瀬ファイターズBOYS、2回戦は横浜バッドキングをそれぞれセットカウント2対0で退けて、トーナメントを駆け上がった。

 決勝戦は、春の県大会でストレート負けを喫している川崎地区代表の排球塾Masicsと対戦。1セット目から点を取り合う接戦を繰り広げた。岡本ジュニアは粘り強くボールを拾い、エースアタッカーの池田陽真君(6年生)にトスを集めて、食い下がる相手を23対21、21対17のストレートで下して初の頂点に立った。

 同クラブはエースの池田君をはじめ、キャプテンの中田瑛佑君、富山陽介君、瀬戸悠光君の6年生4人が主力としてチームを牽引している。今大会に向けて、より高いレベルでのまとまりが必要と「春のリベンジ」を合言葉に、互いのプレーにも厳しく向き合うチーム作りを進めてきた。

 大会を振り返りキャプテンの中田君は、「みんなで頑張って練習した成果が出せてよかった」と喜んだ。

予選突破めざす

 同クラブは南足柄市唯一の小学生男子バレーボールクラブで、近隣地域の小学生19人が所属している。コロナ禍で練習に制限があったが、県内外のチームを相手に試合を重ねながら、強化に取り組んできた。全国大会を控え、現在は週3回の練習でサーブやアタックといった個々の攻撃力アップに励んでいる。

 高田監督は「全国大会出場は自分たちで勝ち取ったご褒美だと思って楽しんでプレーしてほしい」と話し、6年生4人は「予選突破が目標」と口を揃えた。

 なお県予選女子の部は小田原市の富士見バンビーナが優勝した。全国大会は8月9日(火)開幕、10日(水)・11日(木)に予選、決勝トーナメントは12日(金)に行われる。

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