足柄 人物風土記
公開日:2022.09.24
開成町阿波おどり連協会の会長を務める
矢澤 友美さん
開成町在住 35歳
踊りと笑顔で心を結ぶ
○…9月10日に3年ぶりに開催された「開成町阿波おどり」。軽快なお囃子が響く中、踊り手が緩急自在に舞い踊り、会場からは拍手や歓声が沸き起った。「町のみんなで一つの祭りをつくり上げることができてうれしい。やっぱり阿波おどりって楽しいですね」。今年から開成町阿波おどり連協会の会長となり、
踊り手やお囃子などからなる「連」と呼ばれる、町内の16団体のまとめ役として奮闘している。
○…生まれも育ちも開成町。踊り手をしている母に連れられ、2歳から阿波おどりの練習を始めめ、祭りでは法被姿で母と一緒に踊っていた。お囃子が聞こえてくると「自然と体が動いてしまう」とはにかむ。「踊りを見たお客さんが笑顔になり、それを見たこちらも笑顔になれる」。その喜びが、踊り手を続ける原動力という。現在では、所属する「下延沢お喜楽連」での指導のほか、踊りの構成も考えるなど中心的な役割を果たしている。
○…小学4年のとき、地域のバレーボールクラブの体験会をきっかけにバレーを始めた。中学では部活で、高校生のときは地域のママさんバレーチームに交じってプレーを楽しんだ。今年4月からは、自身が卒団したクラブのコーチに就任。週4回、児童の指導に汗を流している。日頃は介護福祉士として町内の福祉施設に勤務。「ありがとうと言ってもらえる仕事。やりがいを感じます」と、また笑顔に。
○…一家で阿波おどりの伝統を受け継ぎ、今月の開成町阿波おどりには両親も弟も中学1年の娘も出演。町役場の駐車場で開催したが「来年からは、遠方から来る人もより見やすくなるよう、開成駅の近くを会場にできれば」。いつも人を大切にする人柄が、明るい声と笑顔に滲んでいる。
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