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公開日:2023.04.08

おおいゆめバス
5月からシルバーパス導入
町内在住75歳以上無料へ

  • 大井町役場の停留所を発着するおおいゆめバス

 大井町は巡回バス「おおいゆめバス」を無料で利用できる「シルバーパス」の運用を5月1日から開始する。

 おおいゆめバスは、交通弱者の移動手段を補うための公共交通システム。町が2021年5月から1年ほどの実証運行を通じて利用者のニーズを探り、富士急湘南バス(株)に業務委託して昨年5月から本格運行している。大井町役場前を発着し、農業体験施設「四季の里」や未病バレービオトピア入口、新松田駅などを経由する「相和循環」と、町役場を発着し西大井にある「真福寺」や新松田駅などを経由する「西大井・金子循環」が月・火・金・土曜、旧「いこいの村あしがら」と町役場をつなぐ「登下校ルート」が平日のみ運行しており、中学生以上が200円、小学生が100円、幼児は無料で乗車できる。

 町は今年度から、75歳以上の町内在住者を対象にバスを無料で利用できるシルバーパスを導入。有効期間は来年3月31日まで。交付希望者は申請書を町HPからダウンロード、または町福祉課窓口で入手し、必要事項を記入して同課に提出する。申請は随時受け付けており、交付までは2週間程度かかるという。

 申請受け付け初日の4月3日に8人の申請があった。担当者は「『友だちにも薦めたい』と話す申請者もおり、申し込みは今後も増えそう。さらに多くの人におおいゆめバスを利用してもらえれば」と話している。

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