足柄 トップニュース社会
公開日:2023.07.29
通年軽装化を検討へ
足柄上地域1市4町の職員
神奈川県は7月14日、期間限定で行ってきたクールビズやウォームビズから、通年で気候や執務環境など個々の事情に応じて快適で働きやすい服装を選択できる勤務を実施すると発表した。足柄上地域の4町(大井町・松田町・山北町・開成町)も検討を始めるとし、南足柄市も他の自治体の状況を踏まえて判断していくという。
神奈川県は通年軽装化の目的について、快適で働きやすい職場づくりを通じて県民サービスを向上させること、過度な冷暖房に頼らず脱炭素社会の実現に向け率先して気温に合わせた服装を決定し、環境に配慮した働き方を実現することなどをあげる。7月18日から実施されているが、県担当者は「TPOをわきまえるとともに、あくまで節度ある服装を心がけ、引き続き県民の皆様に不快感を与えないよう十分配慮する」と説明する。
足柄地域の1市4町では現在、脱炭素社会に向けた省エネ行動や職員の事務効率向上などのため、5月1日〜10月31日をクールビズ期間と定め、職員にノーネクタイ・ノージャケットでの勤務を推奨しているほか、冬季にセーターやカーディガンなどの着用を認めてきた。
県職員の通年での軽装化実施という県発表を受け、4町は今後はこれらの服装の規定を見直し、同じように今後の通年軽装化を視野に入れていく。南足柄市も他の自治体の動きを見ながら判断していくという。一方で市町の担当者は「クールビズ」などの理由がない時期にノーネクタイやポロシャツの着用を認めるのには「住民からの理解というハードルがある」と懸念ものぞかせ、慎重に検討を進めていく考えだ。
南足柄市在住の70代男性は「かつては公務員の服装に住民の目が厳しかった時もあったと思うが、今の時代に気にする人はいないと思う。節度があれば大丈夫ではないか」と話した。
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