創立30周年を迎える開成町パークゴルフ協会の会長を務める 井上 三史さん 開成町吉田島在住 72歳
パークゴルフ 開成の顔に
○…三世代、男女混合で一緒にプレーすることが出来る健康スポーツとして年々競技人口が増えている「パークゴルフ」。開成町の歴史は、1994年に開成水辺スポーツ公園に関東で最初のコースが設けられたのがはじまり。協会も創立30周年を迎え、県13あるパークゴルフ協会の中でも、有数の歴史を持つリーダー的な会として、開成の会長が県の会長も兼務してきた。同公園で全国規模の大会も開催されるなど、「開成町が県のパークゴルフを牽引してきた」と自負を持つ。
○…12年前定年と同時に、地元自治会の理事に就き、自治会行事で大会の開催に関わったのが、パークゴルフとの出合い。「水辺公園の風が心地よく、なによりプレーして楽しく、すぐにその魅力にはまった」と振り返る。ほどなく指導員の資格も取得し、会長には2020年に就任した。現在は60数人の会員を率い、さまざまな大会の開催や会員相互の親睦など精力的に活動する。「コロナ禍も経験したが、皆さんの協力のお陰で活動ができている」
○…開成町生まれの開成町育ち。定年までは地元で中学校の教諭として数学を教え、バレー部の顧問などとして奉職してきた。今でも同窓会に呼ばれることもあるという。「協会の会員に、お子さんが会長に教わっていたのですよと声をかけられます」とうれしそうに話す。
○…30年の節目の今年は、体験教室、子どもや家族などの部も設けた町民大会の初開催、地域の社協への寄付を目的とした「記念大会」など、1年をかけて盛り上げていく方針。「会員は高齢者が多いですが、子どもや若者にも競技の魅力を少しでも伝え、パークゴルフが開成の顔として浸透するくらいになれば」と話した。
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