意見広告・議会報告
「未来作る責任」胸に 大井町議会議員 山崎まさひろ
新しい年が始まりました。今年も住民の代表者としての重責を全うすべく、変化し続ける社会に対応する知識と行動力を高めることを誓ったところです。
イベントが多い年始ですが、生活リズムを崩さないようバランスのよい食事・十分な睡眠・適度な運動を心がけていきましょう。
高齢者福祉
昨年12月の議会定例会で一般質問に立ちました。テーマは【1】第9期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画【2】防災対策の2点。
【1】のテーマ。計画で町は「85歳を元気で迎え、笑顔あふれる100歳をめざす OH!いいまち」を基本理念に、予防・医療・生活支援・環境づくり・地域包括ケアシステム、介護といった6つの目標を掲げ、高齢者福祉施策の取り組みを進めていく方針です。
2025年は団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になり、日本は国民の4〜5人に1人が後期高齢者という、類を見ない超高齢社会となります。極端な人口構造から来る社会的な問題は尽きません。そしてこれは今後ますます進みます。
超高齢社会では0歳における平均余命である「平均寿命」と、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間である「健康寿命」の差をうめるのがカギです。これは社会保障費の抑制や労働力不足の解消にもつながります。生きがいづくりや社会参加を促し、地域とともに生きていると感じられる町づくりが求められます。
一方で、介護や認知症という問題はいつ誰にでも起こりうるものです。当事者が安心して暮らせるように、地域関係機関の連携を強化するとともに、当事者を支える「家族」の支援も同時並行で進めていかなければなりません。介護人材の確保も二歩、三歩先を見据えておくべきでしょう。
地域防災対策
近年、自然災害の激甚化や頻発化が著しくなっており、平時から高い意識を持つことが欠かせません。大井町では今年10月に総合防災訓練が行われました。真夏の開催に比べ、参加者も多かったように思います。
訓練では自身の備えや知識を確認することに加え、それまでの自分に「足りなかったこと」に気づくことも重要です。自分がどこにいる時に発生するかも分かりません。あらゆる想定をしなければ被害を最小限に抑えることはできません。
引き続き、形骸化した年中行事とならないように、町も本気度を一層高めていかなければなりません。参加者が増えればよし、企業参加があればよし、好評であればよし、ではありません。目的は住民の命と暮らしを守ること。訓練は「イベント」ではありません。
民意実行
昨今、地方議員のなりて不足が叫ばれ、選挙自体が行われないことも増えています。政策を訴える機会や投票の機会がないと、有権者の関心は低くなり、議員にとっても、自身に対する評価が見えず、議員活動に緊張感が薄れることにつながりかねません。
しかしながら、住民の代表者として、未来を作る責任は重大です。今年も私は常に将来を見据えながら、「住民本位」でやるべきことを考え、行動していきたいと思います。
![]() 中学生に薬物乱用防止の教室をしました
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