県中学総体 総合開会式秦野で開催 地元中学生が司会
県内8ブロック20地区の予選を勝ち抜いた約1万6千人の中学生が17種目で競い合う、第45回県中学校総合体育大会が7月27日から開催されている。
今年の開催地は、秦野市、平塚市、伊勢原市、大磯町、二宮町の中ブロック。大会開始を告げる総合開会式は秦野市総合体育館で行われた。
司会・スローガンは南が丘中生
今年の大会スローガン「今 この挑戦にすべての思いをときはなて」を考案したのは、南が丘中の島崎薫くん(3年)。「自分の中で一番しっくりきたもの。大会への思いがよく出ているものになった」という自信作は、開催地区である中ブロックの応募作品数千作の中から選ばれた。島崎くんは「ただただびっくり。当日まで信じられなかったくらい」と振り返る。生徒会とバスケ部を兼任する島崎くん。「部活では県大会に出られなかったけれど、スローガンは出場できました」と、照れた表情で感想を話した。
開会式の司会を務めたのは同校の鏑(かぶら)香織さん(3年)と北村美緑(みのり)さん(3年)。「人前で話すのは好きではなくて」と言う鏑さんと「人前で話すのは得意な方だと思います」と言う北村さん。2人を司会に任命し、指導を務めた池下輝(ひかる)教諭は、「笑顔と元気が決めてとなりました」と話す。
剣道部の次鋒を務める鏑さんと、生徒会長と陸上部員を務める北村さん。部活や委員会活動の忙しい合間を縫って、練習を重ねた。「やる気!!元気!!勇気!!」という、池下教諭の応援メッセージが書かれた台本を手に臨んだ2人。開会式に参加した出場校の主将ら2千人以上の前で、大きなミスもなく大役を務め上げた。2人は「本番は全然緊張しなかった。練習の方が緊張したくらい。こんな体験はなかなか出来ない。いい機会を貰えて良かったです」と声を揃えた。
また、同大会を主催する県中学校体育連盟の今年度会長は、市南中学校の校長、米山和久会長が務める。米山会長は大会開催に向け、「一瞬一瞬が大切な思い出になる。目標を明確に持ち、自分の持てる力を存分に発揮し、後悔ないよう頑張ってもらいたい」と話した。
秦野の中学生多数入賞
開会式が行われた7月27日から8月2日までにかけて、全17種目中13種目の試合が行われた。残る3種目、水泳は8月17日と18日に横浜国際プールで、陸上競技は10月2日に平塚競技場で、駅伝は11月5日に横浜八景島の海の公園で行われる。
8月2日までの市内中学校の各種目入賞結果は以下の通り。
▽男子体操競技 個人総合4位・小宮修雅くん(南中学)、ゆか3位・加藤優也くん(南中学)、あん馬3位・小宮修雅くん(南中学)、跳馬4位・小宮修雅くん(南中学)、鉄棒3位・小宮修雅くん(南中学)
▽女子体操競技 個人総合3位・瀬尾海夢さん(南が丘中学)、ゆか3位・瀬尾海夢さん(南が丘中学)、段違い平行棒2位・瀬尾海夢さん(南が丘中学)
▽男子ソフトテニス 団体戦優勝・北中学校、団体戦3位・南中学校、個人戦3位・和泉輝くん・北村優樹くん(北中学校)
▽男子卓球 団体戦3位・東中学校・南中学校
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