戻る

秦野 教育

公開日:2011.08.18

虐待防止へ先生が研修
CAPプログラムに参加

  • 講師の呼びかけに応じて体を動かす参加者

 児童虐待を未然に防ごうと市内幼稚園、保育園職員と小、中学校の教員が参加して「はだのっ子すこやか研修会」が8月9日、市保健福祉センターで開催された。日常的に子どもたちとのかかわりが深い教職員に実践的な研修を行うことで、児童虐待の未然防止、早期発見・対応を図ることを狙いとしている。



 講師は、CAP(子どもへの暴力防止)プログラムを提供しているNPO法人エンパワメントかながわ・かながわCAPみらくるのスタッフが務めた。



 当日は約40人の教職員が参加。ワークショップでは教職員が小学5年生の生徒役になり、講師の「みんなはどんな時に安心するの」といった質問に答えながら、子どもの権利、虐待の早期発見などにについて学んでいった。



 研修を終え、教師らは「何となく分かっているような『人権』という言葉を、子どもに分かりやすく伝える方法を教えてもらった」と感想を話した。



昨年度の通告・相談は52件



 昨年度に市健康子育て課こども家庭相談班に寄せられた児童虐待通告・相談は52件(21年度は48件)。虐待の種別は「身体的」が20件、「心理的」18件、「ネグレクト(不適切な養育)」13件、「性的」1件。



 同課では、家族や知人、近所などの子どもについて気になることがあれば専門機関に相談して欲しいと呼びかけている。



 児童虐待の通告・相談先は同班【電話】0463(82)5273・(84)7800、かながわ子ども虐待ナイトライン(夜間)【電話】0466(83)5500(午後8時〜翌朝9時)まで。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 ローカルニュースの新着記事

秦野 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS