飯野正永(しょうえい)さん 全国大会でグランプリ 2層のリースで表現
全国のフローリスト(花屋)が参加する花の祭典、フラワードリーム2012が6月30日、7月1日に東京ビックサイトで行われ、フローリストせきど(本店/柳町2の4の22)のチーフデザイナー飯野正永さん(31)が、「花キューピットグランプリ」でグランプリを受賞した。夏ギフトを題材に、商用作品80点が出品され、審査員と来場者投票によって総合審査された。
今年の同グランプリのテーマ「夏の感謝」にあわせ飯野さんが作成したのは、多肉植物のリースを内側に配置し、外側に涼しさを感じる生花のリースを飾った2層式の「サマーメモリー」。夏の間ずっと楽しめるように、ギフトとしてはあまり知られていないが、水遣りが少なく、手入れが簡単で長く観賞できる多肉植物を取り入れたという。
飯野さんは「感謝の気持ちを込めて送るものとしてお客様の立場で考えた。来場者投票で1位だったので商品として認められたのかも」と受賞の喜びを語った。
同グランプリへの個人参加は今回が初。店では何度か参加しており、店、個人合わせて1位に輝いたのは今回で3度目となる。
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