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公開日:2013.04.04

かなテクカレッジ開校
訓練生300人でスタート

  • 秦野駅から徒歩15分の県立西部総合職業技術校

  • 設備の説明をする秦校長

 大秦野高校跡地(桜町2の1の3)に建設が進められていた、県西部の4つの職業技術校を再編・統合した県立西部総合職業技術校(愛称・かなテクカレッジ西部)が4月8日(月)、大規模・総合型の職業技術校として開校する(秦昌樹校長)。10日(水)には訓練生300人の入校式が行われる。



 かなテクカレッジ西部は、2008年に開校した同東部校(横浜市鶴見区)に続き県内2校目の技術校。いくつか建設候補地が挙がっていたというが、立地や交通の便などを考慮し、秦野市に建設が決まった。



 訓練コースは工業技術分野、建築技術分野、社会サービス分野の全15コース(定員510人)。特徴的なのは、4つのコース体験後、適正を講師が見極め1つのコースに絞って訓練を進める「チャレンジプロダクトコース」と、4つのコースを組み合わせたパターンの中から自身にあったものを選択し、複数の技能・技術を身に付ける「セレクトプロダクトコース」。珍しい訓練方式で、全国から問い合わせの連絡が入っているという。



売店に市商連が出店



 校内の売店には、秦野市商店会連合会の加盟店などで設立された(有)街創社(がいそうしゃ)(佐野友保代表)が出店し、弁当などの他に市の特産品なども扱う予定。



 秦校長は、「歴史ある高校の跡地なので、卒業生の思い出も多くあるでしょう。今後は西部校として負けない歴史を作っていきたい。気軽に見に来てほしい」と話している。



 同西部校が開校したことにより、藤沢・平塚・小田原・秦野の各技術校は3月31日で閉校した。

 

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