戻る

秦野 トップニュース社会

公開日:2025.12.05

医療体験「オペラボ」初開催
赤十字病院 小学生43人参加

  • オペ室で手術を体験する小学生たち

 小学生に医療を身近に感じてもらおうと、秦野赤十字病院が11月29日、親子で医療現場体験「オペラボ」を同院で初開催した。参加した小学生らは手術体験や医療機器に触れるなど、貴重な機会となった。

 医療に関心を持つきっかけづくりを目的に、秦野赤十字病院が企画した体験型イベントのオペラボ。同院ホームページや市内小学校を通じて参加を募り、小学4〜6年生43人とその保護者が医療現場を体験した。

 手術着に身を包んだ子どもたちは、実際に院内で行われる医療を体験。超音波凝固切開装置や腹腔鏡、自動縫合機、内視鏡、医療ロボット(ダヴィンチ)、エコーなどに触れた。

 手術室で鶏肉を使ってメス体験した千葉凜香さんは、「いい経験になった」。将来の夢が医師という村山大翔君は医療ロボットを操作し、「上手くできたと思う。お医者さんを目指したい」と話した。

 イベントでは、同院で働く医師や看護師らが参加者をサポート。小学生の時に将来の職業を決めたという片山雄介医師(44)は、「医療を見て、知ってもらい、子どもたちの将来の選択肢の1つになればうれしい」と振り返った。

 同院では、今後もオペラボを開催していきたい考えだ。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 トップニュースの新着記事

秦野 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS