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公開日:2013.04.11

浸水52棟、土砂崩れ3件
秦野市内、6日の大雨で

  • 土砂掃除を行う住民

 急速に発達した低気圧の影響で4月6日昼から降り出した雨は強風を伴って次第に強さを増し、秦野市でも午後5時ごろに大雨洪水警報が発令された。この雨の影響で大根、鶴巻地区で浸水被害や土砂崩れが報告された。



 鶴巻排水機場での観測によると1時間の最大雨量は71・5㎜、総雨量は164㎜にも及んだ。



 浸水被害は大根・鶴巻地区で床上、床下合わせて52棟。また、土砂崩れは同地区で3件発生した。状況としては法面が崩落し、斜面の基礎が見えているものや、民家に隣接する擁壁が外壁と数十cmのところまでせり出し、擁壁の内部にあった土が民家の庭などに流れ込むなどの被害をもたらした。



土砂の始末



 弘法山から流れ出た土砂は山から続く道路(南矢名1743〜65付近)にも堆積。7日に市職員らが土砂に撤去に訪れたという。



 大きな土砂は撤去されたものの、細かい砂や土までは撤去されず、自動車が走るとアスファルトの道に土埃(つちぼこり)がたつような状態だった。近くに住む男性(55)は8日、自主的に道路の土砂の残りを掃除していた。男性は「細かい掃除まで市は行ってくれない。近くのアパートにこの春からの新居者もいる。環境が良くて駅から遠いところにせっかく来てくれるのだから掃除しないと」と話した。

 

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