豊かな自然が広がる、秦野市千村にある生き物の里(日立ITエコ実験村)に8月22日、2体のかかしが姿を現した。約1カ月後に稲刈りを控えた稲穂を守るように目を光らせている。
かかしを製作したのは、同里で保全活動等を行っている千村ネイチャー倶楽部(谷光清会長・29人)の会員。昨年栽培した米の藁を人形の形に整え、会員が持ち寄った洋服に着替えさせて完成。約4mの高さの竹にくくりつけた後、竹を組んでしっかりと固定した。
同里周辺では、稲穂を狙うスズメ等はほとんどいないというが、谷会長は「かかしが立つ里山。風情があっていいでしょう」と笑顔を見せた。その後、里内で収穫したジャガイモ等を使ったカレーを食べながら、会員らの親睦を図った。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>