水無川沿いの幹線道路から神奈中高砂車庫方面へ曲がる交差点周辺の渋滞解消を図るため秦野市は、同交差点に新たに右折レーンを新設する。合わせて交差点東側を中心とした歩道整備を行う。
8月3日から始まった同工事は、来年2月末まで続く予定。3月には、右折レーンの供用が開始される計画だ。同時に交差点の東側を中心に、213メートルにわたり、現在3メートル幅の歩道を5メートルに拡幅する。今年度の事業費はおよそ4700万円。
今回の工事は、新たに市が日産車体(株)から購入した土地の一部を主に活用して行われる。
市は「右折レーンは土地購入の目的のひとつ」
秦野市は、昨年9月議会で補正予算として2億9800万円を計上し、日産車体(株)秦野社宅跡(秦野市曽屋687の37)の土地を購入した。市道路整備課では、「現況の建物を改修し定住化促進のための市営住宅として整備するのと同時に、右折レーンを設けることと歩道を拡幅することが当初からこの土地を購入した目的だった」と指摘する。
水無川沿いのこの道路は、日頃から交通量が多く、2010年には水無瀬橋北側にも右折レーンを設けた。今回新たに右折レーンを設ける交差点は、神奈中の高砂車庫に入るバスが多く右折するため、渋滞が発生しやすい場所となっていた。
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