神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2018年2月9日 エリアトップへ

自慢して何か得になる? 富士山といっしょ 輝く人生のために

公開:2018年2月9日

  • X
  • LINE
  • hatena

 やや前方を見すえながら汗だくになって登山道を登っていた時に、道の真ん中に仁王立ちになって私を見下ろしている男性が目に入りました。60歳前後で山慣れしている感じに見えました。目礼をして道の脇を通り過ぎようとした時に、いきなり「あなたは百高山を制覇しましたか?」と声をかけられました。「いえいえ、私はまだほんの少ししか登っていませんが…」。男性は軽く舌打ちして、私の頭のてっぺんから爪先までを値踏みをするように見まわして、「そうですか、ボクはとっくに征服しおわっていますけどねえ」と言って、また続けて「富士山ばっかりに何回登ったって、百高山をまだ登りおえないのでは順序が逆だと思いますけどねぇ?」。「すみません。これからです」云々。

 私はこの男性に見覚えがありませんが、どこかでチラリと私のことを聞いて、一発ブチカマシてやろうと思ったのかもしれません。山を制覇したとか征服したとの言い方と、高圧的・断定的なモノイイが気になりました。世の中には色々変わった人がいるんだなぁと思いました。

 ※百高山とは、富士山の3776mをトップに、高い山から100番目までの山の事をいいます。
 

秦野版のコラム最新6

GKの邂逅

ベルマガ通信 湘南4-1G大阪

GKの邂逅

町野修斗得点ランキングトップに浮上

4月7日

親(おや)と子(こ)の論語(ろんご)

本多勝昭(ほんだまさあき)の その24

親(おや)と子(こ)の論語(ろんご)

2月24日

大寒の風に揺れるスイセン

大寒の風に揺れるスイセン

震生湖弁財天近くで

1月27日

親(おや)と子(こ)の論語(ろんご)

本多勝昭(ほんだまさあき)の その23

親(おや)と子(こ)の論語(ろんご)

1月27日

親(おや)と子(こ)の論語(ろんご)

本多勝昭(ほんだまさあき)の その22

親(おや)と子(こ)の論語(ろんご)

1月6日

源家最後の将軍

常若遊人(とこわかゆうじん)〈冬〉

源家最後の将軍

エッセイスト・加藤正孝(鶴巻)

12月9日

あっとほーむデスク

  • 5月24日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook