東海大学湘南キャンパスで2月16日、地域連携活動To―collabo(トコラボ)プログラムの最終報告会が行われた。同プログラムは文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択され2013年に始まった。会場には札幌や熊本などの校舎からも事業に取り組んだ大学関係者が集い、共に事業に関わった地元住民も参加した。
第1部では月刊誌『ソトコト』(木楽舎)の指出一正編集長がゲストとして招かれ、山田清志学長と基調対談を行った。指出編集長は全国各地で目にした地域の素晴らしさやユニークな取り組みを紹介し、「住民でなくても地域と関わり、盛り上げる手伝いをしている人がいる。やりたいことをやった方がいい」と学生にエールを送った。
第2部の報告会では観光や地域デザイン計画などそれぞれの事業を代表する教授が登壇し、5年間の取り組みの成果や課題を発表。秦野市南矢名下部3自治会や市防災課と取り組んだ防災マップづくりの様子も紹介された。教授らは「地域の方の声を授業にも活かしたい」「研究室の外で新たな視点が生まれ、イノベーションに繋がる価値を感じた」「教員どうしも分野を超えて話す良い機会になった」などと振り返った。
元トコラボ推進室長の梶井龍太郎副学長は報告会の最後の挨拶で「国の助成金は今年度で終了するが、事業自体を5年で終わらせるつもりはない。地元の人たちと一緒に知恵を集め、今後も発展させていきたい」と話した。
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