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公開日:2018.06.22

鶴巻温泉駅南口完成へ
南口改札は23日、広場は26日開通

  • 完成間近の鶴巻温泉駅南口広場(6月19日撮影)

 2013年から秦野市と小田急電鉄、神奈川県で進められていた鶴巻温泉駅南口周辺整備事業がこのほど完成を迎える。駅舎は6月23日(土)初電から供用を開始、南口広場は26日(火)に開通する。

 同駅の工事で新たに各ホームに上下エスカレーターとエレベーターを設置した。東側踏切付近は朝夕の通勤・通学時間帯になると乱横断が多いことから、歩行者の安全と車の通行の円滑化を図るため、駅南口から県道をまたぐ形で東側に伸びる幅員3m、全長約110mの立体横断施設が整備された。

 従来あった駅南口の改札口は、新たに造られた跨線橋の南側に移設。南口駅前広場(約2800平方メートル)にはバスロータリーとタクシー乗り場を設け、利便性の向上を図る。なお、バスの乗り入れは夏頃を予定している。周辺には公衆トイレや、地元から要望があった秦野市役所駅前連絡所も設置された。

 同駅の南口周辺整備事業は2013年から区画整理を含め一体的に整備を行ってきた。橋上の改札口と跨線橋は小田急、県道をまたいで架けられた立体横断施設と周辺広場は秦野市、県道の歩道は県が担当し工事は進められてきた。

 市と県が担当する工事は、当初2017年度末の完成を予定していたが、天候の影響等で6月の完成となった。小田急の工事は当初9月完成を前倒し、市と県に合わせる形での完成となった。市の総事業費は33億円。

高橋市長ら出席し開通式

 市は、6月26日(火)午前10時から、同駅南口広場の開通式を行う。当日は、高橋昌和秦野市長をはじめ市議会議員ほか多数が出席する予定。また、延命坂にちなんだモニュメントのお披露目や時計塔の寄贈・感謝状の贈呈、通り初め他が予定されている。

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