秦野版 掲載号:2019年3月29日号 エリアトップへ

邦楽コンサート「江戸東京音楽物語」を3月31日に秦野市文化会館で開く 浦田 友里さん 東田原在住 27歳

掲載号:2019年3月29日号

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「伝統は清新なり」

 ○…「楽譜や録音技術のない時代から音楽が伝わり、今、私に届いた。それがいいなって思う」。女流清元最年少の浄瑠璃演奏家「清元延寿鏡(きよもとのぶじゅきょう)」であり、箏奏者。三味線音楽・哥澤(うたざわ)節では「哥澤芝虎鏡(しばこきょう)」という名も持つ。エンターテイメント性を追求した今回のコンサートは自らが企画し準備を進めてきた。「伝統音楽は時代の流行を取り入れ変化しながら伝わってきた。国の無形文化財であっても、100年後は違う形になって良い。”生きている姿”を見てほしい」。清楚で柔らかな雰囲気をまといつつ、その言葉は力強い。

 ○…東田原出身。4歳で箏を習い始めた。県立相模大野高校を卒業後、東京藝大箏曲生田流専攻に進学。授業で清元志寿子(しずこ)太夫氏の情緒あふれる生の語りを聴き、「強烈に魅力を感じた」。卒業後、同大の清元専攻に入り直し、同氏に弟子入り。卒業後も演奏活動を続けている。「自分の中に知識が増えると、歌詞と歌詞の間にある世界を想像できる要素になっていく。だから清元が好き」

 ○…休日は歌舞伎座に足を運ぶ。「清元は歌舞伎と共に発展してきたので」。勉強のために江戸の空気を味わう日もあれば、流行りの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行く日も。「映画館によって音響が違って感動した」と無邪気な笑顔を浮かべる。

 ○…初心者にもわかりやすいよう紙芝居付きで企画した清元のミニコンサートは、子どもたちに好評。東中吹奏楽部の同級生・柳澤愛さんと始めた、マリンバと箏の異色のコンサートも地元で人気だ。伝統音楽の可能性を広げようと伝え方を工夫する事に「まずは道を究めるべき」という厳しい声もある。悩みながらも、師匠や先輩、仲間に見守られ、若き音楽家は前を向く。

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