秦野 経済
公開日：2020.02.14
尾澤さんが農業経営士に
県下から一人新たに認定
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市長に報告する尾澤さん
秦野市南矢名で果樹栽培を行う尾澤健一さん（48）が神奈川県農業経営士に認定された。今年度県下から選ばれたのは尾澤さん一人。１月24日に神奈川県庁で認定式が開催され、認定証書が贈られた。
農業経営士とは、近代的感覚で農業を実践、成果を残し、農業後継者等の指導援助を担いうる優れた農業者として県知事から認定されるもの。秦野市の農業経営士会では、小学生の農業体験学習や新規就農者を励ます会、ＪＡはだのの新採用職員農業体験受入などの活動を行っている。
尾澤さんはミカンとキウイフルーツを栽培する果樹農家。農業経営士に認定されたことで、農業の先輩達と交流でき、経営の仕方や技術を学べているという。「市内だけでなく市外の人との繋がりもできた。秦野の農業は現状、高齢化や鳥獣被害など課題もあるが、皆で上手くいくように盛り上げていきたい」と意気込みを話した。
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