小田急電鉄株式会社は地域コミュニティ活性化を目的としたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「いちのいち」を開発。秦野市と協同により、市内の自治会において実証実験を開始した。実証実験は9月30日までを予定している。対象は市内全域の40自治会(順次拡大)。
これは、自治会などが抱えている、加入者不足や回覧板の煩雑さ、若者を中心とした地域とのつながりの希薄化や高齢者の社会的孤立などの課題を、住民が主体となって解決する手助けとなるよう開発された自治会・町内会向けのSNS。
WEBサイト、スマートフォンを活用して自治会や町内会で一つのグループを作り、回覧板などの情報を電子化し、スピーディーで双方向な情報のやりとりを実現。また、災害時には避難所の開設状況や防災情報などを発信、安否登録機能なども搭載する。
同サービスは自治会や町内会単位で登録する。本格運用後はグループ単位で利用料金が発生するが、実証実験中は無償で提供される。
「いちのいち」は「一丁目一番地」にちなみ、地域活性化を取り組むべき最優先にしたいと、開発者が願いを込めて名付けたという。同社は秦野市との間で「秦野市と小田急電鉄株式会社との小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定書」を2017年8月に締結。駅を中心としたまちづくりなどに取り組んでいる。
このサイトに関する問い合わせは同社「いちのいち」担当【携帯電話】080・9984・8170(平日10時から17時)https://ichi-no-ichi.com/
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