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秦野 社会

公開日:2020.10.16

ミニ庭園の生垣を改修
かなテク受講生が製作

  • 竹を組んで生垣を作る生徒ら

  • 完成した金閣寺垣

 西部総合職業技術校(かなテクカレッジ西部)庭園エクステリア施工コースの受講生19人が10月12日、秦野市役所西庁舎前の名水ミニ庭園外周の生垣を改修した。

 同コース受講者は、半年にわたって庭園工事やエクステリア工事の知識・技能を学んでいる。その技術を実践できる場所として、老朽化していた生垣の改修を行いたいと2017年に初めて市に申し入れを行い実現。四つ目垣を製作したが、3年経ち、生垣が古くなってきたことから、今年再び改修を行うことになったという。

 作業は10月12日まで数回にわたって行われた。同コース職業訓練指導員の杉山順也さんは「普段の授業では作ったものを壊さなければならないため、こうして自分たちの技術を形に残せる生垣製作は生徒のモチベーションも高まり、協力いただいた市に感謝している」と話す。今回は、前回の四つ目垣より高度な技術がいる金閣寺垣で改修。上部を割竹で覆っているのが特徴で、20歳代から70歳代まで幅広い年齢層の生徒らが協力しあって完成させた。秦野市は「竹などの素材もご提供いただき、敷地の整備をしていただけることは市としても大変ありがたい」と話している。

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