第34回夕暮記念こども短歌大会表彰式が11月28日、クアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)で行われた。最高賞の「秦野市長賞」は、小学生の部では高橋唯仁(ゆいと)さん(南が丘6)、中学生の部では山口凜万(りま)さん(東1)が受賞した。
同短歌大会は毎年小学4年生から中学3年生までが応募し、今年は小学生の部949首、中学生の部1128首が集まった。その中から各25首が優秀作品に選出された。
高橋さんの受賞作は「星がふる夜空の中にさがしだす献体している祖父のたましい」。キャンプに行き、流星群を見た時のこと、「空から落ちてくる星たちを見て、おじいちゃんが帰ってきているみたいだった」と歌にしたという。受賞し喜びの笑顔を見せた。
山口さんは「交わしあう言葉の数を星にして部室(へや)一面に描(えが)く星座図」の歌で受賞。美術部に所属する山口さんは、個性たっぷりな部活仲間と、部室に並ぶ皆の作品を歌にした。「3年連続で入賞して、さらに今回は初めて市長賞が取れて嬉しい」と話した。
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