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NHK大河ドラマ「青天を衝け」主人公 渋沢栄一が遺したもの 連載寄稿 第2回「ビバ渋沢栄一!」 エッセイスト・加藤正孝(鶴巻)

掲載号:2021年5月14日号

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 栄一が子供の頃から青年時代に従兄弟(尾高惇忠)の家へ論語を習いに通った1キロ程の道は

”論語の道”(現在、その標識がある)、その村の一帯”は”論語の里”と呼ばれている。前回話したが、彼の農民や商人(藍玉の販売)としての経験は、後の活躍の原点であり出発点となった。

 ▼栄一は以後様々な曲折を経て政府の役人から実業家になるに当たり「自分は論語で一生を貫いてみせる」と豪語して長年学んできた論語の教えを自分の行動基準(バックボーン)にすることを決意。年を経てもその信念は変わる事はなかった。人間如何に生きるべきかの日常のあり方を具体的に説く論語は彼にふさわしく最適に思われた。論語を彼独自の解釈と読み替えで、文字通り”温故知新”(論語「為政篇」)、新たで広範囲な事業を次々に展開、発展させた。

 ▼彼は多くの著名な学者から論語の講義を受けていて、また200種以上もの論語を収集して、その成果は晩年の大著『論語講義』となって結実した。

 ▼抑(そもそも)、論語は今から2500年前に書かれた儒教の祖孔子を中心とする言行録。中国は勿論、我々日本人にも古来から多く読まれてきた古典中の古典である。孔子のプロフィールは、思想家、歴史家、また教育者、音楽家(瑟(しつ)の演奏家、今でいえばシンガーソングライター)、さらに馬術・弓道に熟達していた。

 ▼論語の中で孔子は、人と会う時は「大賓(だいひん)を見るが如く」(同「顔淵篇」)と云っている。渋沢も相手の地位や貧富に関係なく誰に対しても「至誠をもって」大賓(大切な客)のように礼儀正しく親身に接したという(それを知って人は”渋沢の馬鹿丁寧”と評した(笑)。
 

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