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秦野 スポーツ

公開日:2021.06.18

嶋中さん県1位の記録
小学生陸上記録会で

  • ハードルを軽々超える軽やかな跳躍

 市内で活動する陸上クラブ「ハピネスAC」所属の嶋中心優(みゆう)さん(末広小学校6年)が、5月29日にレモンガススタジアム平塚で開催された「令和3年度神奈川県少年少女陸上競技交流記録会」に出場し「共通女子コンバインドA総合」種目で1位となった。

 80mハードルと走り高跳びの2種目の合計ポイントで争われる同種目。嶋中さんは80mハードル13・10秒、走り高跳び1m35cmでどちらも1位を記録し、県小学生記録となるトータル2195ポイントを獲得。2位の選手に426ポイントの大差をつけた。特に走り高跳びに関しては県小学生タイ記録となるなど、強さを見せた。

 「1位になれたのはうれしいけど、特に80mハードルは、向かい風だったこともあって自己記録には及ばず、少し悔しい思いもあります」と、振り返る。レース前の緊張は、これまでの練習を思い返すことで自信へと変えていく。「8月に開催される日清カップの県予選を勝ち抜いて、全国大会に出場するのが今の目標です。陸上は好きなので、中学生になっても走り続けていきたい」と力強く話す。

 小さいころから走るのが好きで足が速かった嶋中さんは、両親の勧めで小学校3年生の時に同クラブに入会し、練習を重ね、頭角を現してきた。日ごろから指導している同クラブ代表の古藤涼平さんも、嶋中さんの運動能力の高さに驚く。「教えたことはすぐに身に付ける飲み込みの早さと気持ちの強さ、そして努力を続けられることが嶋中さんの持ち味。これまでの記録から全国優勝を狙う実力があるので目指して欲しい」と話す。

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