秦野 教育
公開日:2021.07.02
弘法山の麓で外遊び
ハレノヒ保育園の園児ら
ハレノヒ保育園(秦野市名古木・阿部慎施設長)の年長組16人が6月17日、弘法山公園の麓にある空き地でソリ遊びや紙飛行機飛ばしなどを楽しんだ。
弘法山公園第1駐車場付近にあるこの空き地は、レストラン「木里館」のオーナーである鈴木俊司さんが羊の放牧を行っていた場所。2019年に放牧を終了したあとは、地元の団体「弘法山公園を愛する会」のメンバーらと共に、除草作業などを行い、整備を続けている。
同保育園は散歩コースとしてこの空き地前を通っており、鈴木さんと同会代表の樺島辰彦さんが空き地に動物が入らないように囲いを作るなど、作業をしていた際に園児らと邂逅。斜面や走り回れる広いスペースが十分にあるため、「せっかくなので、子どもたちに思いきり遊んでもらおう」と、普段は入れないように入口を閉めている空き地を一時的に開放したという。
この日は、紙飛行機やソリを持って、先生と一緒に園から歩いてきた子どもたち。良く晴れた空の下、斜面を使ってソリで滑り降りたり、風にのせて紙飛行機を飛ばして遊んだ。中にはかけっこや側転をしたり、バッタなどを捕まえる子も。1時間ほどのびのびと身体を動かし、笑顔で帰ったという。
「いい天気で風もあり、子どもたちは楽しく遊んでいました」と阿部施設長。樺島さんは「今後も希望があれば、空き地を開放して遊んでもらいたい」と話した。
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