秦野 社会
公開日:2021.07.23
14年間児童の安全見守る
菖蒲在住 竹田弘さん
堀川小に通う児童の横断の安全を守る「堀川小スクールガード見守り隊」。その1人に松原町の交差点で14年間、登校を見守り続ける竹田弘さん(82・秦野市菖蒲在住)がいる。
竹田さんは2008年の発足時から同隊に参加している。結成が話し合われた前年度のPTA会長である息子から頼まれたのがきっかけだった。
打診を受け、「若松町に住む孫に毎日会えるから」と快諾。退職から10年、新たに何かを始めようと思っていたこともあり、健康のため自宅から毎朝2・5Km受け持ちの交差点まで歩いている。
「一番下の孫に、卒業までやめちゃダメと言われて」と続けた理由を話す。児童たちとのコミュニケーションも楽しいようで、「元気をもらっている」と笑顔を見せる。長年の取り組みに、市や県の教育委員会から感謝状が贈られている。
目を患い2月から4カ月ほど休んでいたが、今ではすっかり回復し復帰した竹田さん。「健康のためにもなるし、可能な限り続けたい」と毎朝8時に交差点に立ち、子どもたちの安全を見守る。
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