児童たちに認知症への理解を深めてもらおうという「認知症サポーター養成講座」が10月29日、広畑小学校(柏木敦子校長・児童数137人)で開かれた。
当日講座を受けたのは、4年1組38人の児童たち。秦野市認知症キャラバン・メイト連絡会の東江文香さんや大根地域高齢者支援センターの職員らが講師を務めた。
大きな声であいさつをしながら教場に入ってきた児童らは礼儀正しく座り、講師の言葉に熱心に耳を傾けた。まず「認知症とは何か」の説明を受け、認知症の人の行動についてや、正しい接し方を映像を通して学んだ。また、認知症の人への接し方として「おどろかせない」「急がせない」「心をきずつけない」など3つの「ない」を学び、「まずは見守る」「あわてずえがおで」「後ろから声をかけない」など接するときの7つのポイントなど、児童らひとりずつに配布された「キッズサポーター証」の裏面に記載されている内容を確認。さらに秦野市で65歳以上の高齢者に配布されている「見守りキーホルダー」についての説明も受けた。児童らは講師らの問いかけや説明に大きくうなずいたり反応し、積極的な姿勢で学んでいた。
柏木校長は「このような講座を通して、思いやりの心を持ち続けてほしい」と話した。
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