秦野 コラム
公開日:2021.12.24
本多勝昭(ほんだまさあき)の その9
親(おや)と子(こ)の論語(ろんご)
日本(にほん)では「切磋琢磨(せっさたくま)」という四字熟語(よじじゅくご)でよく使(つか)われています。「切(せっ)」は骨(ほね)や角(つの)を切(き)る、「磋(さ)」は象牙(ぞうげ)をやすりでみがく、「琢(たく)」は玉(たま)(美(うつく)しい石(いし))をのみで削(けず)る、「磨(ま)」は石(いし)をやすりでみがくことです。この意味(いみ)は、友人(ゆうじん)などと交(まじ)わりながら、励(はげ)まし合(あ)って、学問(がくもん)や生活態度(せいかつたいど)を向上(こうじょう)させるということです。
▽著者・本多勝昭/元中学校校長、鎌倉論語会館や広畑ふれあい塾などで論語講師を務める。鶴巻南在住72歳。
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