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秦野 文化

公開日:2022.06.10

♪PIANO STORY♪
寄贈ピアノ再生中
市民共有の財産に

 文化会館スタッフは今年3月、市民から寄贈されたピアノ=写真=の再生活動を行っている。「長いこと冬眠していたピアノのようで、弦は錆び、埃をかぶっていました。専門家の見立てではかなり厳しい状況でしたが、縁あって巡り合ったこのピアノを地元の音楽家のみなさん、調律師さんの協力のもと蘇らせ、皆さまに愛されるピアノにしたいと考えています」と会館スタッフ。

 ピアノの内部には”NIPPON GAKKI 818508” と刻されている(日本楽器製造株式会社はヤマハ株式会社の前身)。「このシリアルナンバーは、1970年の万博前の製造ではないか」(調律師談)とのことだ。

 現在、会館の第1練習室に収まったこのピアノは、主宰サロンなどで活用され、音楽を愛する人々の手で少しずつ再生している。今後は修理、調律を重ねながら、市民が気軽に活用できるようにしていきたいという。

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