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公開日:2022.07.15
秦野市
出張申請おたすけ隊始動
マイナンバーカード普及へ
秦野市はマイナンバーカードの普及・促進に向け7月1日から「出張申請おたすけ隊」サービスを開始した。市職員がカード交付申請を希望する5人以上のグループがいる集会所や事業所等に出向き、手続き支援を行うことで申請率の向上を狙う。
秦野市のマイナンバーカード申請率は52%(6月末現在)。政府は2022年度末に「ほぼ全ての国民が取得する」ことをめざしており、6月30日からはマイナンバーカードの普及促進策である「マイナポイント」の第2弾も開始された。秦野市でも国の動きに合わせ、市内高校へのポスター掲示、啓発チラシの配布、ロビーでの声掛け運動、市職員全員でマイナンバーカードをPRする手作りプレートを着用するなど、申請率向上にむけて取り組みを行ってきている。
こうしたなか、今回秦野市にオンライン申請を行うことができる端末が導入されたことから、市役所外でも手続きができることになった。戸籍住民課によると「カードを作りたいけど市役所まで来ることがなかなかできない、申請の仕方がわからないので後回しにしているなど、様々な理由でまだ申請していない方のサポートができれば」と、市職員が希望者の元へ出向く「出張申請おたすけ隊」を開始することにしたという。
5人以上のグループ対象
対象となるのは、マイナンバーカードの交付申請を希望する5人以上のグループ(初めて申請する秦野市民)。出張先は集会所や福祉施設、事業所など、個人宅以外であることが条件となる。基本的に午前の部(9時半〜)・午後の部(2時半〜)の時間帯となり、手続きの都合上、各部15人程度を上限としているが「柔軟に対応していきたいと思いますので、まずはご相談ください」と同課。市内の事業所や自治会サロン、高齢福祉施設、公民館サークルなどを想定しているという。
「出張申請おたすけ隊」の申し込みは、グループの代表者が出張を希望する日の2週間以上前に同課へ電話、または市ホームページ上にある「おたすけ隊希望シート」に記入の上、メールかファックスで行う。市職員が内容を確認後、日程や必要な書類を代表者へ連絡。当日は個人番号カード交付申請書(地方公共団体情報システム機構又は県後期高齢者医療広域連合から送付されているもの)が手元にある場合は、それを持参するが、ない場合は同課で用意するという。出張会場では、顔写真の撮影ができるほか、職員に聞きながら申請書を記入することもできる。
マイナポイント9月末申請まで
同課によると、マイナンバーカードの申請で多いのは20〜60歳代。特に74歳以下の未申請者を対象に「個人番号カード交付申請書」が送付された21年1〜3月頃に申請率が伸びたとか。また、今回のマイナポイント第2弾開始により徐々に増え始めているという。
「秦野市ではマイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービスも始まっており、カードを持つメリットも上がっています。また、運転免許証を返納された高齢者の方が、これに代わる写真付きの身分証明としても利用される方が増えています」と同課。最大2万円分のマイナポイントがもらえる国の施策「マイナンバーカードでマイナポイント第2弾」の対象は、9月末までにカードの申し込みをした人(第1弾申込者除く)となる。同課では「マイナンバーカードはオンライン手続きに必要な本人確認として、デジタル社会において重要な役割を果たすものなので、取得促進策もあるこの機会にぜひ申請してほしい」と話している。問い合わせは同課【電話】0463・82・5127へ。
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