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秦野 文化

公開日:2022.07.22

「へらへら団子」を調理実食
西地区女性交流会で

  • へらへら団子を調理する参加者

  • あんこ味(左)とみたらし味

 西公民館で7月9日、西地区女性交流会が開催され、郷土料理の一つである「へらへら団子」作りが行われた。

 西地区の女性交流会は、地域での異世代女性間の人間関係形成から家庭教育の充実を図ることを目的に、2011年に西地区婦人会、西小学校・西中学校の児童生徒の母親によびかけて始まったもの。地域の家庭教育支援について話し合う交流会が実施されていたが、感染症が拡大した2020年からは一般参加者の呼びかけを行わず、女性交流会のメンバーを中心に、地域の郷土料理や季節の行事にちなんだ取り組みを毎月1回行っている。

 今回同会が調理したへらへら団子は、2007年に農林水産省が全国の郷土料理から選んだ「農山漁村の郷土料理百選」を発表した際に、神奈川県の郷土料理として選ばれている。押しつぶした形からへらへら団子と呼ばれ、小麦粉と白玉粉(薄力粉と卵の地域もある)を混ぜ、水を加えて練り上げた団子をちぎって熱湯でゆでたものに餡などを絡めて作られる。横須賀などの沿岸地域や県央地域で食べられているが、秦野市内でも作っている地域があったという。

 当日は14人が西公民館の調理室に集まり、レシピに沿ってへらへら団子を調理した。調理後は実食も行われ、実際にへらへら団子を食べた人は「みたらし味とあんこ味の2種類を食べました。どちらもおいしかったです」と話した。

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