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秦野 社会

公開日:2022.07.22

秦野の魅力生かし店舗に
横浜トヨペット秦野店がリニューアル

  • 内覧会参加者と店舗コンセプトを象徴するオブジェ

  • 秦野産材が使われたテーブルとイス

 横浜トヨペット秦野店(秦野市平沢388・杉山鉄平店長)が地域密着型店舗として7月14日にリニューアルオープンをするにあたり、13日に関係者を招いた内覧会を行った。

 今回のリニューアルは、同じウエインズグループである同店と「トヨタカローラ神奈川秦野店」が統合するにあたり、これまで以上に地域に密着した店舗づくりをしようと進められたもの。同店の顧客は9割が秦野市民であることから「地域に支持されるお店でないと今後の発展もない。改めて、秦野の良さをお客様に感じていただくと共に、私たちもコンセプトをしっかりご案内できるようにし、外へ発信していこうと考えた」と杉山店長は話す。

 店舗内は秦野市役所にも相談し、市の特徴を取り入れた内装に。秦野市森林組合から調達した秦野産材の杉やヒノキを活用した家具や什器を設置した。また、もともと同店のイメージカラーの緑だった待合スペースのイスは、市の花であるナデシコや桜並木のピンク、市の木であるコブシをイメージした黄色などに変更。地元産の素材や雰囲気を取り入れた大幅なリニューアルは県央エリアでは同店が初だという。

 そのほか、マイボトルや空のペットボトルを持参すれば1回500ミリリットルまで秦野名水(水道水)を無料で提供する「秦野名水うるおいスポット」にも新たに参加している。

 内覧会には、リニューアルにあたり同店から相談を受けた市役所の担当課職員らが訪れたほか、グループ関係者が参加した。入口付近には、店舗のコンセプトを象徴する「HADANO」というオブジェが飾られた秦野産材の棚が置かれ、「はだのブランド」の冊子や「表丹沢魅力づくり構想コンセプトブック」などが飾られている。参加者らは店内の説明などを受けながら、秦野の魅力を感じさせる雰囲気を見学していた。

 「ディーラーというと入りづらい雰囲気はあるかもしれませんが、車の販売というだけでなく、気軽に寄ることができるお店を作っていきたいと思っています」と杉山店長。「今回『秦野名水うるおいスポット』にも参加したので、夏の暑い日には給水スポットとして利用いただきたいですし、トイレや、AEDもあるので緊急の時なども寄っていただければ。うちの店舗を通して、秦野の良い所を再発見いただき、地元の魅力アップにつなげたい」と話した。

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