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秦野 コラム

公開日:2022.08.26

【連載】 かながわSDGsパートナーを紹介
有限会社 西山製作所(曽屋)

 「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」の両方に選定されている神奈川県。「かながわSDGs」パートナーとは、SDGs先進県"神奈川"が、SDGsに取り組んでいる企業等を登録する制度でこれまでに802社が登録されている。



 運送・通信・医療・建築・生産に関する製品を作る精密板金の会社、西山製作所(西山忠宏代表取締役)。SDGsが浸透し始め、大手取引先から取り組みについて聞かれることが増えたのが意識するきっかけだった。



 SDGsは知っていたが、改めて調べると以前から取り組んでいる項目があることに気づいた西山社長。これを機にパートナー登録のため文書化し、会社としてSDGsの取り組みを明確にした。



 例えば、同社では昔からリサイクル性の高い素材を使っているため、自然とSDGsに繋がる。また、機械導入の際も省電力やオイル使用が少ないものを選んでいる。他にも新工場ではカフェ兼食堂や洗面台を備えた女性更衣室、移転前より広々とした作業場を作るなど労働環境も改善した。



 「利益だけでなく、秦野の企業として地域への責任を果たすため今後もできることを増やしたい。自分の子どもが大人になった時、こういった取り組みが当たり前な環境になれば」。経営者としてだけでなく、地域の一員であり一人の親として、思いを語る。

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