秦野 教育
公開日:2022.10.28
収穫青パパイヤ、給食に
鶴巻小4年生が体験
秦野市立鶴巻小学校で10月20日、4年生による青パパイヤの収穫と、青パパイヤを使った給食の全校児童への提供が行われた。
鳥獣被害や病害虫に強く、秦野市内での特産化をめざして栽培を行っている青パパイヤ。同小の4年生は昨年度も青パパイヤを題材に食育について学んでおり、今年度は授業で学ぶだけでなく実際に育てることによって農作物を育てる大変さを学んでもらおうと、市農業振興課の職員で自身も栽培を行っている桐山篤さんが講師となり、授業を進めている。
5月に学校の敷地内に苗を植え、およそ5カ月。2メートル以上に育った青パパイヤの前に集まり、はじめに収穫の際に邪魔になる葉を切り取った。「濃いコーヒーみたいなにおいがした」「顔よりも葉っぱが大きい」など、青パパイヤを観察した子どもたち。桐山さんの「葉は細かく切って、土に混ぜると栄養になる。これもSDGsの取り組みの一つです」という説明に、持ち寄ったハサミで自分の背丈ほどの葉を細かく切っていった。
収穫はクラスの代表者数人が体験。大きく育った実の根元をハサミで切ると、切り口からポタポタと白い液体がたれてくる様子に「パパイン酵素が出てきた」と授業で学んだことをみんなで共有した。
その後、収穫した青パパイヤを給食室に運びこみ納品。職員は「おいしく調理します」と受け取った。お昼になると4年生の収穫物も使われているメニュー「青パパイヤと鶏肉のカレーシチュー」が提供され、子どもたちは「お肉が柔らかい」「味がしみ込んでいる」などと話し、おいしそうに頬張っていた。
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