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秦野 人物風土記

公開日:2022.12.09

はだのほのぼのスペースLinoの代表を務める
山本 啓子さん
室町在住 50歳

母子に笑顔で寄り添う

 ○…今年の10月から小さな子どものいる家に訪問し、母親に育児から離れリフレッシュできる時間を提供している。2019年にイベント開催が中心の「はだのほのぼのスペースLino」を立ち上げたが、コロナ禍での活動に四苦八苦。そんな中で、母親が自宅にいる時間が増えて孤立することや子どもが親以外の大人と関わる機会が減り人見知りになっているとの相談を受けた。「イベントなどに来てもらうのではなく、こちらから訪問しよう」と考え即行動。「ベビー&キッズシッターLino」を新たに立ち上げた。

 ○…横浜市緑区で生まれ、結婚を機に13年ほど前に秦野に移り住む。母親が育児の不安を共有できるコミュニティを増やしたい思いで2013年に「室町親子コミュニティおひさまくらぶ」を結成し母親の支援を開始。「楽しい思い出ばかり」と笑顔はじける。ここでの経験はLinoに引きつがれ、今の活動の原動力となっている。

 ○…自身も母として中1の娘と小4の息子の子育て真っ最中。「一番の軸は家族。Linoでのことも含め家族には何でも相談しています」。直感で行動したときには、夫がブレーキ役となる良好な関係を築く。趣味はフラダンス。買い物中に偶然フラダンスの催しが行われているのをみて一目ぼれ。教室に通って仲間と楽しむ。

 ○…「お母さんの育児不安に寄り添い、安心を届けたい」と活動の目的は一貫。母親がイキイキとしていると家族にもその輪が広がるという実感から支援を続けている。将来の夢はLinoの法人化。イベント部門とシッター部門に加えて物販部門立ち上げも模索中。「色々な特技を持つお母さんが夢を叶え、子どもの憩いの場につなげたい」と話した。

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