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秦野 社会

公開日:2022.12.23

秦野市
水道料金7%引き上げ
23年10月から施行

 秦野市は水道の基本料金の額を引き上げることを決定した。市議会12月定例月会議の中で条例の一部改正が可決されたことにより決まったもので、2023年10月1日から施行される。

 これに伴い、水道料金は改定率平均7%の引き上げとなるほか、基本水量は現行の8㎥/月から4㎥/月に引き下げる。また、基本料金メーターの口径区分を細分化し、新たに口径13mmの区分、及びこれに伴う超過料金区分も追加される。

 市内の水道設備は高度経済成長期に整備されており、同時期に耐用年数を迎えるため計画的な施設更新が必要となってる。一方で、人口減少や節水機器の普及などによる水需要の減少によって、事業収入の根幹をなす料金収益は年々減少傾向にあるという。こうした背景を踏まえ、市は財源を確保するため、2021年3月策定の「はだの上下水道ビジョン」の中で23年と27年に水道料金の引き上げを計画。今回の値上げはこのビジョンに基づいており、水道水の安定供給のため、施設更新に必要な財源の確保、社会経済情勢の変化に左右されにくい料金体系へ移行していくことを目的としている。

下水道使用料も平均5%増

 今議会には公共下水道使用料についても条例の一部改正が上程され、可決されている。これに伴い、公共下水道使用料は平均5%引き上げとなり、基本額は365円から500円(135円増)となる。

 実施は物価高騰などの影響に配慮し、水道、下水道共に23年10月からとしている。

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