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公開日:2023.02.10
マイナンバーカード
秦野は申請率7割超
2月末に向け取得呼びかけ
国がマイナンバーカードの普及を進めるため行っているマイナポイント事業第2弾が、2月末で終了を迎える。同事業が昨年6月末に本格的に始まったのを機に秦野市でも申請が増えはじめ、今年1月末時点で申請率72・83%となっている。
申請窓口である市戸籍住民課によると、昨年3月末時点での秦野市内のマイナンバーカード申請率は50・48%。マイナポイント事業開始で申請者が増え始め、国の健康保険証との一体化発表後にさらに加速し、昨年12月末の締切に向けてが申請のピークだったという。
現在は1日200件ほどのカードの受け取りがあり、申請に来る人はごく少数。受け取りと申請は受け付けが別となるため、「申請は比較的スムーズにできる」と同課は話している。
手ぶらで申請可能に
カードの申請は、市役所に直接来庁、インターネット(パソコン・スマホ等)、郵送(地方公共団体情報システム機構宛て)、ケータイショップによるサポートのいずれかで行うことができる。
秦野市役所では窓口申請のほか、二次元コード付きの書類を持参すれば申請をアシストしてくれる機械の利用も可能。他にも市役所まで足を運ぶのが困難な人のため、5人以上のグループで利用できる「出張申請お助け隊」サービスも行っている。書類は市戸籍住民課に連絡すれば郵送してもらえるほか、今月からは書類がなくても手ぶらで窓口申請ができるサポートも開始したという。
窓口対応拡充も
秦野市では通常の窓口対応日(平日午前8時半から午後5時/第2土曜・第4日曜午前8時半から正午、午後1時から5時)に来庁できない人のために、カード交付用の臨時開庁日を設定している。2月10・16・22・27・28日と3月10日・16・22・28日は臨時夜間開庁日として午後7時まで窓口業務を延長。土日も2月18日と3月5日の午前8時半から正午まで、臨時開庁日を設けた。2月中のみ、マイナンバーカードの交付申請も受け付ける。
「マイナンバーカードが、コンビニのセルフレジでの酒類・タバコ購入時の年齢確認に利用できるようになると報道されるなど、用途は広がっています。2月6日からはマイナポータルからオンラインで転出届け提出も可能になるなど利便性は高まっていますので、ぜひこの機会に申請して欲しい」と同課。
マイナポイント事業
マイナポイントは、マイナンバーカード普及促進のため国が行っている事業。カード取得及び電子マネーチャージ等、健康保険証としての利用申し込み、公金受け取り口座登録で最大2万円分のポイントが付与される。
当初、マイナポイント付与対象となるカード申込期限は昨年9月末だったが、全国で多数の申し込みが寄せられたため期限を12月末に変更。その後さらに延長され、2月末が申込申請期限となった。市戸籍住民課では、「もう延長はないと思うので、まだの方は早めの申し込みを」と呼びかけている。
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