秦野 社会
公開日:2023.02.24
南地区自治会連合会
”室川特化”の情報紙創刊
「昔のような身近な川に」
南地区自治会連合会の南地区きれいな住みよい町づくり運動推進委員会室川部会が「室川通信」を創刊した。創刊号900部は、36自治会に回覧板を通し配布している。
編集を担当したのは、同部会メンバーの横溝彰さんと高橋進さん。「100%湧水の川が地域資源としてあることを知って欲しい」という思いから、室川の概要や周辺の歴史、関連行事、今後の情報などを盛り込んだ。
2人が子どもの頃、室川は生活に密着し、自分たちも泳いだり魚を取ったりした思い出があるという。しかし今では住民の関心が薄れ、多くのゴミが捨てられ定期的な清掃が必要な状況にある。
これを改善するため室川の魅力を発信し、住民の関心を高めることで地域から河川環境を維持しようと、室川通信発行を決めた。「連合会長も、子どもたちが入って遊べるような川を自分たちの代で残したいという思いを持っている」と横溝さんは話す。
編集作業に一日の長があるが一時秦野を離れていた横溝さんと、編集経験はないが自治会経験が長い高橋さんは、お互いが足りない部分を補完し合い創刊号は完成した。
今後は年2回ほどのペースでの定期発行を予定。2号目以降は周囲の反応や意見を取り込みながら編集内容を検討していく。すでに「ここを紹介して欲しい」という意見も寄せられている。
室川通信に先立ち、おじり公園に室川の魅力を伝える看板を設置している同部会。「今後は常時配布できるガイドブックの編集も検討している。親子で川遊びできるくらい身近できれいな川になれば」と展望を語った。
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