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秦野 教育

公開日:2023.02.24

鶴巻小
力合わせ”魔界”壊す
PTA初イベントに500人

  • ハンターに追われる児童(上)、収容所ミッション(左下)、全員でクレインボールを魔界の入口に運ぶ(右下)

 秦野市立鶴巻小学校PTA(竹尾信行会長=人物風土記で紹介)主催の「逃走中@鶴小Run for Tsurumaki」が2月18日、同小の校庭で行われた。これはフジテレビ系のバラエティ番組「逃走中」をモデルにしたもので今年初めて企画。当日は児童や保護者、教諭などあわせて500人が参加した。

 同小では例年PTA主催で「はばたき祭」を実施していたが、保護者の負担が大きくコロナ禍をきっかけに休止していた。規制緩和に伴い、同祭に代わり児童だけでなく保護者も一緒に楽しめる企画を模索する中で「逃走中」の案が浮上。児童や保護者にアンケートを実施したところ300人を超える児童の参加希望があったほか、子ども達の熱意に押された100人近い保護者がスタッフなどに手を挙げ、今回実現したという。

 当日は前半に1〜3年生、後半に4〜6年生で実施。魔界の入口が鶴巻小に突如現れたという設定でスタートした。

 児童らは魔界の手下であるハンターを避けながら校庭にばらまかれたメダルを集め、3つのチャージボックスに入れることで中央の「クレインボール」に力をためることができる。ハンターに捕まった児童は収容所に送られるが、ミッションを3つクリアすればゲームに復帰が可能。ハンターは保護者や教諭、6年生などが務め、子どもたちはハンターから逃げながらグラウンドを駆け回った。最後は全員で一列に並び、クレインボールを地面に落とさないよう魔界の入口まで運ぶと、煙を吹いて魔界が崩壊。「やった!」と歓声が上がり、会場は大盛り上がりとなった。

 ハンターとして参加した保護者のひとりは「楽しかった。子ども達は速かったです」とコメント。児童らは「疲れたけどすごいおもしろかった。メダルもいっぱいとれた」「ハンターもやってみたい」などと笑顔で話していた。

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