スポチャン全国で４人入賞
湯川３兄弟と滝口さん

前列左から湯川真奈さん、滝口さん、茜奈さん、慎士さん、後列左から竹内師範代、範士に就任した桐山会長

　秦野市スポーツチャンバラ協会に所属する４人が、６月25日に静岡県で行われた「第45回全国少年少女スポーツチャンバラ選手権大会」で優秀な成績を収めた。

　湯川慎士（じゅん）さん（堀川小３年）・茜奈（せな）さん（同小５年）・真奈さん（同小６年）は３兄弟そろって入賞。慎士さんは基本動作７〜８級の部で準優勝し「試合が好きなので、また出場して次は金メダルを取りたい」と意気込んだ。茜奈さんは基本動作５〜６級の部で３位。「先生からのアドバイスで落ち着いて声をしっかり出してできた」と話した。真奈さんは基本動作３〜４級の部で３位。「練習してきたことを実践し高校生に勝てたのは良かった。今回負けた相手に次は絶対に勝ちます」と熱を込める。「でも兄弟みんなでメダルが取れたのは嬉しかった」と笑顔で話した。

　滝口晴之（はるゆき）さん（北小４年）は小太刀６〜７級の部で準優勝を獲得。「１回戦が厳しかったけど、気持ちを切り替えたから準優勝できた。幼稚園で３冠を取ったので、小学生でも目指したい」と話した。師範代の竹内義親さんは「普段の稽古を常に試合の結果として出せることは指導者として誇りに思う。これにおごらず、てっぺんを目指してほしい」と激励した。

桐山会長が範士に

　秦野市スポーツチャンバラ協会の会長である桐山邦彦さん（63）が６月12日付で範士八段に就任した。「範士」はスポーツチャンバラで最も高い称号で、桐山さんを含め世界で21人のみとなる。

　桐山さんは「みんなが目指すものであり、大変に重い勲章。しかしなったからには他の模範となるよう、精進していきたい」と話した。