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秦野 社会

公開日:2023.11.17

キノコ食中毒が連続発生
保健所が注意呼びかけ

  • 食用の「ヒラタケ」(上)

  • 毒キノコ「ツキヨタケ」(下)

 平塚保健福祉事務所秦野センターは11月7日、秦野市の50代と70代の女性が毒キノコ「ツキヨタケ」を食べ、食中毒で救急搬送されたと発表した。

 同所によると女性2人は11月4日、市内の山林で採取したキノコを知人から「ヒラタケ」として譲り受けたという。自宅で焼いて食べたところ、嘔吐や下痢の症状が出た。残ったキノコを調査、また医師から食中毒の届けがあり、中毒症状も一致していることから、ツキヨタケによる食中毒と判明した。

 ツキヨタケは、夏から秋にかけてブナなどに重なり合って生えており、食べると嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れる。食用キノコのヒラタケと外見が似ているため、注意が必要となる。

 10月31日にも同じく、市内の山林で採取したツキヨタケを食べた6人が食中毒で救急搬送されている。毒キノコによる食中毒が市内で連続して発生していることから、同所の担当者は「慣れている人でもむやみに採らないでほしい。安心して食事を楽しむために『食用』と確定しているものだけを食べてください」と呼びかけている。

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