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公開日:2023.11.24
秦野青年会議所が60周年
『命』テーマに記念事業など
公益社団法人秦野青年会議所(鈴木誠理事長)が創立60周年を迎えた。青年会議所(JC)とは、責任感と情熱をもった20歳から40歳までの青年有志による「明るい豊かな社会の実現」を理想に社会貢献活動を行う全国組織。秦野JCは1963年、平塚JCをスポンサーに国内233番目のJCとして発足した。
これまで、様々なまちづくり活動や社会貢献活動を実施してきたが、その中でも継続事業として受け継がれているのが、秦野たばこ祭での『ジャンボ火起こし綱引きコンテスト』。同事業は、秦野市内でのタバコ葉栽培が終焉を迎え「たばこ祭」のあり方について検討が行われた1987年、『火』をテーマに生まれ変わる祭りの中核としてスタートさせたもの。祭り1日目のメインイベントとして現在も市民に親しまれている。
2012年には公益法人格に移行。今年で60周年を迎え、現在、19人の現役メンバーで活動を行っている。5月には卒業生であるシニアクラブと現役の交流会、11月13日は市民を対象とした記念事業、同月20日には記念式典が行われた。
クアーズテック秦野カルチャーホールで行われた記念式典には歴代理事長も出席。鈴木理事長は「JCはまちづくり運動を通して人材を育成していく団体。地域のリーダーとして活躍している先輩方の背中に一歩ずつ近づけるように日々精進していきます」とあいさつした。
式典に先駆け行われた記念事業では「今一度命の大切さを学ぶ」をテーマに映画上映やゴルゴ松本さんによる「命の授業」を実施。ゴルゴさんは、持ちネタの人文字で観客を沸かせると、軽妙なトークでコミュニケーションを取りながら命について語った。
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