神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2024年8月2日 エリアトップへ

秦野市消防本部 7月搬送件数 前年5割増 「10年に一度の猛暑に警戒」

社会

公開:2024年8月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
救急車に乗り込む救急隊員ら
救急車に乗り込む救急隊員ら

 全国的に気温が高い今夏。各地で熱中症の救急搬送が増える中、秦野市でも7月の搬送件数が76件(前年同月比27件増)と急増している(7月28日時点)。10年に一度の猛暑ともいわれる暑さに秦野市消防本部消防管理課の担当者は「不要不急の外出を避けるなど、熱中症の予防を」と注意を呼び掛けている。

 毎年5月から統計を取り始める熱中症による救急搬送件数。同課によると秦野市内の搬送件数は5月4件(同4件減)、6月14件(同4件増)で、2カ月の累計では横ばいの状況だった。しかし、7月18日の梅雨明け以降、最高気温35度以上の猛暑日が増えるなど、気温の上昇とともに搬送件数も増加。20日には一日の搬送件数が過去最多の9件を数えるなど、7月は76件(同27件増・7月28日時点)と前年に比べ大幅に増加している。

 3カ月の搬送件数を年代別にみると「高齢者」(満65歳以上)が57件で最多。「成人」(満18歳以上満65歳未満)が30件、「少年」(満7歳以上満18歳未満)が5件、「乳幼児」(生後28日以上満7歳未満)が2件。症状別では「重症」(3週間以上の入院加療が必要)が4件、「中等症」(重症または軽症以外)が43件、「軽症」(入院加療を必要としない)が47件だった。同課によると、「重症」の4件はすべて「屋外」で発生しているという。「屋外で倒れると重症化につながってしまいます。不要不急の外出を控え、エアコンや扇風機を適切に使用し、こまめに水分補給を」と注意喚起をしている。また、「災害級の暑さで体調を崩す方が増えています。救急需要のひっ迫が予想されますので、引き続き救急車の適時、適切なご利用を」と話した。

秦野版のトップニュース最新6

得意の手品で特別賞

中学生マジシャン大志さん

得意の手品で特別賞

不登校生の動画甲子園

9月13日

普及加速へキャンペーン

秦野電子地域通貨OMOTANコイン

普及加速へキャンペーン

運用開始は今年12月

9月13日

手造り茶室、完成間近

堀山下在住山田信弘さん

手造り茶室、完成間近

11月に披露会を予定

9月6日

棚田学会賞を受賞

丹沢ドン会

棚田学会賞を受賞

自然環境の保全に貢献

9月6日

理科教諭の研修でタッグ

秦野市×東海大

理科教諭の研修でタッグ

学内の施設を利活用

8月30日

市観光協会が「秦野駅」へ

市観光協会が「秦野駅」へ

1日から3日間、イベント

8月30日

あっとほーむデスク

  • 8月30日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

  • 8月2日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook