秦野市菩提在住の滝口陽介さん(41)と晴之さん(北小5年)親子が9月1日、横浜武道館で行われた「第49回スポーツチャンバラ全日本選手権大会」で共に3位入賞を果たした。
台風の影響があったものの、日本や世界から多くの選手が一堂に会した同大会。基本動作や小太刀、長剣フリーなど、各種目にわかれて日頃の成果を競った。
秦野市スポーツチャンバラ協会(桐山邦彦会長)に所属する滝口さん親子。同協会の師範代でもある陽介さんは、小太刀二段以上の部で3位を獲得した。「得意の小手を起点に攻め、しっかり勝負を決めることができた。メダルがとれたのはうれしい」と話す。コロナ禍や自身の病気なども重なって、大きな大会に出たのは6年ぶり。振り返ってみると「3位で悔しい気持ちもある。勝ちにこだわっていきたい」と話した。
息子の晴之さんは、基本動作4〜5級の部で3位となった。「緊張した」という晴之さん。「足の動きや面はびしっと決められた。メダルはうれしいけど、優勝を目指してたから悔しい」と負けん気をにじませる。「楯小太刀や小太刀ももっと頑張りたい」と意欲を燃やした。
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