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秦野 コラム

公開日:2025.07.25

地元クリニックの院長が解説
医学の迷信「常識と非常識」

◆風邪で熱がある場合、「お風呂は禁止」は当たり前のことでしょうか?

 これは迷信です。風邪で熱があるからと入浴を禁止することに医学的根拠はありません。日本で生活している外国の人たちは、特にご自分の子が小児科を受診した際、風邪で入浴を禁止されることに違和感を感じているケースも少なくありません。

 他の国では風邪を理由に入浴やシャワーを禁止する医師の話はあまり聞いたことがありません。むしろ水風呂を推奨している国もあります。さすがに水風呂はやり過ぎの感が否めませんが入浴により皮膚表面、特に顔に付着したウイルス、雑菌を洗い流すことが回復につながります。

 秦野市大秦町にある「栄枝皮膚科」の院長・栄枝 重典氏(日本専門医機構認定/皮膚科専門医)が、自身の見識を基に健康に関する様々な情報を本紙読者に分かりやすく教えてくれるコーナーです(不定期掲載)

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